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らっぱ親父のひとり言

らっぱ親父のひとり言

○マウスピース選び

20年以上前の話です。

大学の受験前に都内の管楽器専門店でトランペット用のマウスピースを探し廻りましたが、しっくりするものは見つかりませんでした

最終的には池袋のヤマハという管楽器関係のものを買うには少しマイナーな(失礼)お店でやっと見つけたBach の 10 1/2A というキワモノが私の宝物です。(これが生涯1本のラッパ用マウスピースです)

このマウスピースを特殊だと考える人も多く、大学で師事したT・Y(現教授?)には、散々文句を言われました。(1番を使いなさいとのこと)

もっともこの先生との間には当時使っていた楽器について、「何でバックを使わないんだ」と仰ったあとに自分の楽器を吹いてもらって褒められた(当然楽器をですが)という笑い話もあります。



私のマウスピース選びの基準は大きさではありません、大きさの伝え易いBachを基準にしますが、1番でも20番でも10分も吹けば慣れてしまって同じように使えるからです。

同じように重量パーツなども半日もすれば慣れてしまうため、高いお金を出す気にはなれません。(この話は後日書きます)

マウスピースに必要なのはバランスであり、他の要素については一定の基準が満たされていればあまり問題にならないものだと考えてきました。

それ故、マウスピース(楽器もですが)をまるでコレクションのように何十本も持っている人を見て、首を傾げることも多かった気がします。

実際生徒にマウスピースを替えたいとの相談を受けても、「マウスピースよりも技術だからお金をかけるのはもったいない」と言い、選ぶ手伝いなどは真剣に考えたことはありませんでした。(尤も他人の口にあうものなど選ぶ自信はありませんが・・・)




しかし1年ほど前に特殊なコルネット(このHPで散々紹介していますが、何と呼んで良いのかわかりません)と出会い考え方が変りました。

この楽器の素晴らしい音色の虜になってしまい、より良い音のするマウスピース探しが始まり、20年を1本で過ごした私がたった1年の間に3本ものマウスピースを買ってしまったのです。


そんな状況で気付いたのは、一発でマウスピースを見つけられたのは本当に幸せだということです。

全然マウスピース選びの話ではなかったですね。

マウスピースやそのたパーツ選びの話は後日続きを書きます(基本的には否定的な話になるとはおもいます)ので、お許し下さい。




<<マウスピース ばんどういるかさん>>


いつも、ご訪問ありがとうございます。
私の場合は、当初はハイノートの出やすい物を選んでいましたがあり時期を期に(師匠に出会って)考え方が変わりました。
楽器が響くかが問題(吹き方も重要ですが)現在は
YAMAHA14B4(スタンダードもの)ですが、同じものを3本もっています。スタンダード、カスタム、銀と形状、素材が変わると別物といったほうがいいかもしれませんね・・・が・・・しかし唇の当たりは全部同じで大変重宝しております。音色的にカスタムがお気に入りです。
また技術が上がってくれば、色気が出てきて、色々と変えてみたいと思っております。
こまった時は原点に帰ってみるこれがいいと思いますが・・・・・


(2005/04/07 08:00:27 PM)



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